福音館書店

とことこ くまさん

こどものとも0.1.2.|2025年11月号

おなかのすいた小さなくまさんが、森のなかをとことこ歩きます。はちみつを見つけると、「あまい あまい」とうれしそうに食べます。次はどんぐりを見つけて、口いっぱいにほおばります。もっと食べたいくまさんは、高いところにある大好きな山ぶどうを取ろうと木にのぼりますが……。好きなものをおなかいっぱい食べる喜びを描いた絵本です。

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¥460(税込)

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作者のことば

食べること
アヤ井アキコ

0・1・2歳向けの絵本をやってみませんか、と声をかけていただいたのは何年も前のことです。最初はイメージが湧かず紆余曲折がありましたが、担当編集者さんと話す中で、「食べる」を主軸にすることになりました。

考えてみると、私は「食べる」ことについて妙に感情が揺さぶられるところがあります。例えばケーキの箱を開けた小さい子の顔がぱっと明るくなる瞬間。逆に、さあお弁当を食べようという時に手をすべらせて落っことしてしまった瞬間など、その状況を頭の中で想像するだけで、嬉しくなって顔がほころんだり、悲しくなって涙が出てきたりもするのです。

人間だけではなく、小さな虫がもぐもぐと葉っぱを食べているさま、動物園の象がスイカに丸ごとかぶりつくさまにも、生き生きした喜びと頼もしさを感じます。ちなみに私自身は小さい頃あまり食べない子どもだったそうですが、生き物たちが、あむあむぱくぱくとおいしそうに食べる姿を見ていると、不思議とこちらまで力が湧くように思えます。海の魚も空の鳥も山の獣も何かを食べて生きています。私が「食べる」に心動かされるのは、生き物のDNAに刻まれた原初の何かに突き動かされるからかもしれません。

この絵本でも、食べ物を見つけた喜び、おいしいという嬉しさを表現することに留意しました。こぐまの気持ちをどんな動きや表情で表せばよいだろうか。はちみつやどんぐり、山ぶどうがおいしそうに見えるには、どんな色を使って、どんな言葉で書けばよいだろうか。何度も試行錯誤して作りました。「食べる」の持つ生命力が描けていたら嬉しいです。

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
22ページ
サイズ
20×19cm
初版年月日
2025年11月01日
ISBN
テーマ

みんなの感想(2件)

第一子が産まれ、福音館書店に勤める友人にお勧めされて購読を開始した月刊絵本。2冊目に届いたのがこの「とことこくまさん」でした。生後3ヶ月の息子でも、楽しく入れるストーリー展開とリズミカルな音頭に誘われ、ママとパパも含めて家族みんながお気に入りの一冊に。お出かけのお供にも、必ず持参しています。

定期購読を始めて最初に届いた本です。とても可愛らしいクマが色んな表情を見せてくれます。テレビでクマという単語が出てくると絵本を持ってきてくれるほど大好きな1冊になりました。

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