福音館書店

なぁーれ なぁーれ

こどものとも0.1.2.|2026年3月号

つみき、つみき、たかーくなぁーれ。たかくつんだら、おうちができた。でんしゃ、でんしゃ、ならんでひとつになぁーれ。ひとつにつながったら、がたんごとん、しゅっぱーつ! おにいちゃん、おにいちゃん、とんねるになぁーれ。おにいちゃんがトンネルになって遊んでくれたよ。生活の中での小さい子どもの「こんなふうになぁーれ」がかなう、うれしい絵本です。

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作者のことば

うれしい時
山田ゆみ子

赤ちゃんの絵を描くのは難しいです。かわいすぎて難しいです。

なにか、参考になる赤ちゃんの写真がないかな? と探したら、ちょっとおもしろいのがありました。娘が赤ちゃんの時の写真で、台所の引き出しの中のものを引っ張り出して点検しているところです。両手いっぱいにお玉やヘラを持って、「いいもの見つけた!」と得意げにこちらを振り向いています。引き出しの中は娘にとって未知の世界、さぞわくわくしたでしょう。そんな、秘密を発見した時でなくても、普段の遊びの時だって、赤ちゃんのまわりには、わくわくがいっぱいあります。

積み木をしている時、積み木が一個積めただけでうれしくて、「できた!」と飛んできたりしますよね。お絵描きでは、クレヨンを持って真っ白な紙にグイッと線を引いたら、ちゃんとクレヨンの色が紙に描かれました。うれしくて、全部のクレヨンを使ってみました。大満足です。

最近私は畑での野菜作りを始めて、楽しみが増えました。野菜がうまくできたらうれしいですものね。春にキュウリの苗をたくさん植え、よし、これで新鮮なキュウリが30本は採れるぞ、キュウリ、おおきくなぁーれと、せっせと肥料をやり、水やりをかかさず、収穫を楽しみに待ちました。でも、ツルは一向に伸びず葉も早々と枯れ、細くて曲がったキュウリが5、6本採れただけでした。暑さのせいかな~と、隣の畑を見たら青々とした葉をつけた太いツルがこんもりと茂り、その陰に立派なキュウリが何本もぶら下がっていました。この差はどうして? 収穫に期待しすぎたのかも。なにごとも赤ちゃんのように無心に楽しむのが一番です。

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
22ページ
サイズ
20×19cm
初版年月日
2026年03月01日
ISBN
テーマ

みんなの感想(1件)

2歳の子どもが大好きでよく読んでと言われたり、一人で読んでいたりします。実際に本の内容と同じことをしたりして、楽しむこともできます。

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