能登の被災地での絵本の読み聞かせに、よい本を探していたので、この本からいろいろなアイデアをいただいて大変助かっています。参考にさせていただきます。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 136ページ
- サイズ
- 21×15cm
- 初版年月日
- 2025年06月20日
- シリーズ
- 福音館の単行本
- ISBN
- 978-4-8340-8861-8
- テーマ
- ー
みんなの感想(4件)
図書館で月1回ボランティアで読み聞かせをしています。作者と同じように、介護施設で働いていてレクリエーションの時に絵本、紙芝居を読んであげました。今は退職してしまい、家にいて施設に行って読むことはありませんが、この本と出会い、いろいろ参考になり、また施設の方に出向いてみようかなと考えました。とても役立ち図書館で借りて、今は手元に置きたいと思いました。
著者御自身が長年幼稚園、保育園勤務時代に培われた絵本に対する視点がたくさん窺えました。お年寄りが興味を抱いてもらうにはどうしたらいいのか?というあたたかな眼差しが感じられる1冊でもあります。テーマ別にとても分かりやすく解説してあるのは、分かりやすく参考になります。なぜ選んだのかという著者の考えや、その時々に居合わせた参加者同士の素直な感想、リアクションも詳しく書かれていて、思わず読者もその場にいる気分、情景が浮かびました。参加者同士がまるで「仲間」のようにも感じとれます。人生の先輩であるお年寄りもかつては子どもであり、幼き時代を経験し、思い出があるということ。たくさんの思い出を引き出すことで、まだまだある、或いは眠っているお年寄りの感性を触れさせるきっかけに、実は絵本はとても役に立つのだと教えてくれています。年を重ねても、感受性の健やかさをこうやって育むことはできるんただなと感じました。
以前から時々ネットで読んでいた連載が本になると知って嬉しく思っていました。ぶらりと立ち寄った本屋さんの絵本コーナーにあり、すぐに買い求めました。 中村 柾子さんの温かい視点で、幅広い絵本の中からひとつのテーマに添って次々と紹介されるその流れが、とても心地よくいつも発見がありました。 絵本がつなぐ人の輪、ついあれこれおしゃべりしたくなる気持ちが私もよくわかります。
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