生き物に興味があり、広く浅く知識を持ってきた息子に「読んでみて」と何とも言わずに読ませたら、本屋さんのポップのような感想。「これって、絶滅した動物のこと?この数字っていなくなった年?」と言ってきてとても嬉しかったです。成長してから読む絵本の感想に渡した親がこんなに感動すると思いませんでした。大切に残しておきたい、読んでいきたいと思います。
Love toraさん
本が大好きな5歳の孫にプレゼント。読み終わると「みらいってなに?」と、未来に興味を持ちました。その後何度も読んでもらったり、自分で読んだりしていました。そして「みらいのじぶんへ」という詩をつくりました。みらいのなまえはすずか、みらいはどんなかんじなのかな、いちどみらいにいってみたい、そんなとき しぶんをまもるためにはどうしたらいいのかな、どうやってくらすのもおんなじだね、みらいはうちゅうにいるのか、みえないこころにいるのか、どっちなのかな。2ヶ月ほど経ったおやすみの日、駐車場いっぱいにチョークで線路を書いて、ゴールは「みらいえき」とかきました。いろんなこと考えてさせてくれた、わくわくさせてくれた一冊となったようです。
みっちゃんさんお子さんの年齢:5・6才
少年のお父さんが最後まで話さないことも、悲しさと苦しさを表していると感じました。もう1種たりとも絶滅させてはならないと、人間は肝に銘じるべきです。本当に素敵な本に出会えました。
伸一郎さんお子さんの年齢:0才
あたたかみのある表紙にひかれて手に取りました。車内のどうぶつ達の2ページにわたる車内の絵が個性豊かで、すみからすみまでじっくりながめて楽しめました。上の荷棚の置いているものや、かべにかけてある小物、着ている服や持ち物、帽子まで。見えない場所にはどんな動物がいるんだろう?とワクワクしました。ワイワイしていそうな車内ですが、落ち着いた色合いの絵が何か次のページからどうなるんだろうと思わせてくれました。読み進めてどうぶつたちのアップになるたび前の車内ページに戻り、ここはこうなっていたのか、こういうどうぶつだったのか!と戻ったり読み進めたりと、大人の私がワクワクしながらじっくり読むほどに読み応えがありました!特に口から子ガエルが出てきたページやリョコウバトのページ、上の荷棚の多さが「すごいなー」と思いました。声に出して読んでいたので、いっそう「うわー」となりました。汽車から降りるとどうぶつたちの荷物の多さや、逆に減っていたりして、そういうところも楽しかったです。私はホッキョクグマの上に大きなサケがおいしそうで、ホッキョクグマもサケを食べたりするのかな?と気になりました。何度も読み返したい1冊になりました。
ちやみさん
以前より、森洋子さんのファンです。世界観が大好きです。この新作はテーマも含め、なんて奥深く心にしみわたる作品でしょう。私は本というものが大好きなので、時々大切な人たちへ何冊か購入して贈っています。この作品もそうです。
ヨッシーさん
渋い色で繊細な絵です。希少動物の大切さのお話ですね。考えさせられました。擬人化した動物達、かわいいです。
ハムちゃんさん
書店で立ち読みして、これは何度も読みたいと思い購入しました。2歳10カ月の息子はナマケモノが「むにゃむにゃ」と寝ているシーンでケラケラ笑っていたり、“モーリシャスドードー”の響きが好きなのか、声に出してみたりしています。内容はわかっていないと思いますが、私が「すばらしい本だねぇ」と言ったのを覚えていて「すばらしい本読もう」とこの本を持ってきてじっくり聞いています。こういうお話だったのかと気づく日が来るのが楽しみです。
こじさんお子さんの年齢:2才
クリスマスの時期にウインドウに飾られた絵本。茶とゴールドの配色が綺麗、が第一印象。正月明けにどうしても気になったので購入。月の明かりと黄色とゴールドの題名の文字。とても素敵な世界が広がっていました。内容を読むとちょうどNHKスペシャル、ホットスポットのドキュメンタリー放映。地球が抱えている問題を提起、ガラパゴスゾウガメ、イグアナ、アザラシ、中国のパンダ、奄美の動物、絶滅危惧動物。人間社会の行動と深い問題を考えさせられる内容だったんだと、、小さな子どもだったら絵が綺麗とか動物さんかわいいから入って、少しずつ地球のことを考えられたらいいなと思いました。孫はいませんが、そんな機会があったらぜひ絵を見せたり、読んだり、読んでもらったりが出来たらいいなと思う絵本でした。
まっつうーさん
子どもの冬休みの宿題で絵本を探していてドードーの表紙に惹かれて購入しました。内容は低学年の子どもには少し難しく理解ができなかったようですが、解説を読んで説明したら少し理解ができたようです。私は男の子の「僕たちはいつまでのっていられるの?」のセリフが一番考えさせられました。本当にその通りだなと思います。
よよよさん
次は私たち、人間が地球とともに滅びゆくのでしょうか。
せっかくいただいた命を奪われる、奪っていいと誰が決めたの。早く気づいてほしい。
ねこの母さん
私は絵本好きの大学生です。この絵本は絵柄が気に入り、店頭で手に取りました。そして、神秘的な物語なのかなと、想像しながらページをめくっていき、半分くらいまで読んだところで駅に書かれている数字に気が付きました。そして最後[本書で下車した乗客]を読んでやっと作者の意図が分かりました。この本は大人こそ心に響く物語ではないかと感じます。今読んでよかったと思いました。20代前半の今だからこそ、過去も未来もどちらも等しく考えられると思います。これは買って手元に置いておかねばならないと思い、購入しました。正直、子どもには少し難しい本かもしれません。でも子どもだからこそかんじることが何かあるかもしれないとも思いました。本当に買ってよかったです。もし、子どもができたらぜひ読んであげたいと思いました。
みりんさん
まるで「銀河鉄道の夜」の様な静かな一夜の物語です。綺麗な鉛筆画に細密な描写に、手を抜かない完成度が一枚一枚に感じとられ、落ち着いた夜の雰囲気を十二分 読者に印象付け、大変素敵な一冊だと思います。幼い頃の自分の気持ちを思い出すような気がして面白かったです。
トミあんさん
今の危機的な状況を優しく美しい文と絵で見事に表現されていました。ホッキョクグマのつぶやきがどうかそうならないようにと願いながら本を閉じました。また大切にしたい読み続けていってほしい本が1冊増えました。しみじみ良い本です。福音館書店さんありがとう。
もみさん
本屋さんのオススメコーナーで発見し、中をチラッと覗いたら素晴らしい絵と、深いストーリーに惚れ込んで購入しました。小学生のボランティアで早速読みました。読むたびに、ジーンときています。たくさんの方に読んでほしい。読みつがれてほしい。そんな絵本でした。
RARAさんお子さんの年齢:5・6才
数年前、「月の見ていたこと」「月の明るい真夜中に」をSNSで偶然知り、購入しました。それ以来、森洋子さんの新作(ほとんど福音館)は豆に買い求めてきました。そして本作、きれいな月明りに照らされながら彼らの心情を思いました。
私たち人間も、いずれどこかで降りることになるのかと思う。ホッキョクグマの言葉はとても重く聞こえた。私でもわかる氷がどんどんなくなる現実、ささやかな希望を乗せて汽車は走る。
森洋子さんを初めて知ってから、絵が素晴らしくて、描き出される世界に懐かしくて温かくてピリッとした世界、森さんの次の世界も楽しみにしています。
にゃんさん
なんかふつうにきっしゃにのってたどうぶつが、ぜつめつしておりていくのがさびしかった。いろんなこせいのどうぶつがれっしゃにのっていて、おもしろかった。
かほさんお子さんの年齢:小学低学年
オオウミガラスの夫婦が卵を大切そうに抱えて駅に降り立つシーンが特に刺さりました。
なっちゃんさん
書店で子どもと本を選んでいるうちに、美しい装丁に惹かれて大人である自分が欲しくて購入しました。どのようなお話か知らずじっくり読んでいると、降りていく動物たちはもしかして…?と気がつき、帰ってきた種の子どもには希望を感じました。ほかの動物たちも、人間も、これからの未来も汽車から降りることなく長い旅路となれるように行動していかねばならないと感じました。
まぼさん
書店で偶然手に取りました。装丁、絵の緻密さと柔らかさが美しく目を引きます。読み進めると、切ないながらに考えさせられる内容に、涙が出そうになりました。とても良い本です。娘と、大事な友人の娘さんの2人へのプレゼントに2冊購入しました。
ドードーさんお子さんの年齢:小学低学年
新聞で鉛筆画だと絶賛してました。余りそんな批評では購入しないのですが 宮沢賢治の銀河鉄道を彷彿させるイメージがあり購入しました。作家の森洋子さんは お恥ずかしがら 存じませんでしたが 実際手にとると 企画がよかったです。それも自然体で男の子を主人公にしながら さりげない、おしつけない内容でした。親子でお話されるきっかけにも寄与するのではないでしょうか? 孫が帰省したら 是非 一緒に読んでお話をしたくなりました。
エプロンおばさんさん
とても切ない内容ですが、希望も持てる本です。まず1人でじっくり読んでから9才の息子と読みました。子どもが読むには少し難しい内容かなと思いながら読み始めました。乗客の動物たちを見ながら、これは何かな?など話しながら読みました。乗客が1人1人降りていくところで、知っている種名を1つ見つけて、「あ、これ絶滅した生き物なんだ。」とはっしたようにつぶやきました。少しずつ説明しながらの読み聞かせですが、色々なことを考えるきっかけになってくれるといいなと思います。私自身も知らかなった生き物もいたので、どのような経緯で絶滅したのかなど調べてみました。アルバトロスの保護活動についても知るきっかけにもなりますね。すてきな本をありがとうございます。
ゆさんお子さんの年齢:小学中学年
書店で見かけ、美しい絵と装丁に惹かれて手に取り、少し読んですぐに購入を決めました。絵、物語、装丁、どれをとっても素晴らしいです。生き物たちの事情についてはあとがきで説明があるので、意図をつかめないまま読み終えた子どもにも伝わるところがいいと思います。大人含め、ある程度の年齢からなら途中で察するでしょう。切ないけれど希望もある、押し付けがましくないけれど考えさせられる、多くの人に読んでもらいたい絵本です。
藻さんお子さんの年齢:小学低学年
久しぶりに神保町を歩く日がありました。カフェ併設の本屋さんに入り、ゆっくりと本を手にとって見ておりましたところ、一冊の本と出会いました。息子が小さかった頃“電車の本”が好きで、この本も汽車のお話かと思ったら……。読んでいて切なくて涙が出てきました。それぞれの命、大切にしていかないと思った次第です。
ままこさん
親も子も孫も、三世代で読みあってほしい。すばらしい本だ。ホッキョクグマのつぶやきにドキッとし…、アルバトロスのこどもがのりこんでくること…。そしてもし、この汽車に乗り合わせた親子がどこで降りるのかな、と口にする子どもがいたら親はなんと答えればいいのだろうか。
さん
鉛筆画の美しさに見惚れます。絶滅に向かうこの星の生き物たちが乗る汽車の車内の物語で、人類も同じ生き物、仲間という事を改めて思わせられます。みんなどこかで乗車して、どこかで降りていく。人生は有限ですが、私は私の物語として、考えました。1948年に汽車に乗った時、両親が待っていてくれました。そして、後から次々と兄弟が乗り込んできました。やがて父が降り、母が降りて,家族は少なくなりましたが、私の子どもが家族を持ち、次々と汽車に乗り込む子たちもいます。私は近く汽車を降りて行くでしょうが、新しく生き物が乗り込む未来もあると考えれば、喜びがあり、感謝で満たされます。
たまちゃんさん
美しくも切ない絵本でした。でも、これからわたしたちがやるべきことを教えてくれる希望の絵本でもありました。まず、森洋子さんの鉛筆画の美しさに圧倒されます。華やかな色が使われてないのが、よりこの内容を際立たせています。汽車には父親と旅する男の子の他にドードーやオオウミガラスやリョコウバトなどたくさんの乗客が乗っています。汽車が止まるたび降りていく乗客たち。
同じ地球に生きるものとして、わたしたちにできること、しなくてはならないことを考えるきっかけになる素晴らしい絵本でした。装丁も素晴らしかったです。
宇都宮みどりさん
たいせつなことが静かに思慮深く描かれています。汽車の乗客の眼に惹かれました。“希望”が温かく心の灯となりました。
あやぴあのさん
表紙の素敵な紳士の様子から、大人のファンタジーのようなお話かなと想像して読み進めました。ドードー紳士の向かいに座っているのはロンサム・ジョージでしょうか。その意味を察した時、何ともいえない悲しさが押し寄せて来ました。ページをめくるごとに確信に変わり、ついに車掌さんがやって来ます。環境に適応出来ず姿を消した仲間もいますが、人間の愚かさのせいで、下車ぜざるを得なかった仲間の何と多いことでしょう。人間として申し訳なさでいっぱいになります。この列車になるべくたくさんの仲間たちが乗り合わせ、未来永劫共に生きられたらと願わずにいられません。もう二度と会うことが叶わないたくさんの乗客にありがとうと伝えたいです。とても心に残る宝物のような絵本をありがとうございました。
そらっちさん
本当に素晴らしい本に出会いました。まず、装丁の美しさに惹かれます。福音館書店ならではのカバーのない造本で、背表紙の色合いやタイトルの箔押しも重厚感があり、とても魅力的です。そして表紙に描かれた鳥。その意味には最初はまだ気づきません。ページをめくると、色鮮やかに着飾った動物たちに目を奪われます。見開きいっぱいに描かれた車内の光景が本当に輝いていて、「この動物たちは何者なのだろう?」と引き込まれていきます。会話のひとつひとつや、きらきらした瞳、どこか切なげな表情が印象的です。そして、あるページで彼らの「正体」に気づいた瞬間、まるで雷に打たれたような衝撃を受けました。車掌に到着を告げられた鳥の瞳が、今も忘れられません。1681と記された駅で降りた鳥が、少年に「わたしの名前はモーリシャスドードーといいます」と告げたとき、動物たちの会話や装飾が一気につながり、胸に熱いものがこみ上げました。去っていく彼らの目の表情はどれも切なく胸を打ちます。やがて多くの動物がそれぞれの駅で降りていったあと、2016と記された駅から新しく一羽の鳥が乗ってきます。その意味を理解したとき、ついに涙がこらえられませんでした。去っていくばかりだと思っていた汽車に新たな命が加わる。その瞬間の希望に満ちた空気。少年が「いっしょにいけるんだね」と鳥の子どもを迎え入れ、まわりの動物たちの表情がやわらかく変わったシーンは本当に心に残ります。
素晴らしい絵本との出会いをありがとうございました!!
宮澤紗恵子さん