購読し、初めて届いたこちらの本。5ヶ月の息子に読んであげると大喜びで手足をバタバタさせながら喜んでいます。「ついたよ ついたよ」という、お家に帰ってきたホッとするようなフレーズに幼いながらに響くのでしょうか?パキッとした色合いの優しい絵に見るとニコニコしています。ダウン症を持つ息子ですが、絵本を読むと、喜び、声を出したり、体を動かしながら聞き入る姿に、将来自分で読める日が来るのかな?と楽しみです。
作者のことば
おうち大好き!
村田エミコ
ほぼ毎日おさんぽに行きます。雑木林の緑道は季節を感じられるお気に入りのおさんぽコース。そこではいろんな生きものと出会えます。
春先はウグイスが鳴きます。いつも同じ藪の中から聞こえるので、きっとここにおうちがあるんだね。でもウグイスはなかなか姿を見ることができず、辛抱強くない私は一度も見たことがありません……今度の春こそ見てみたいなぁ。
そして雨上がりの蒸し暑い日はヘビのアオダイショウが緑道を横切ります。これにはいつも驚かされるのですが、だいたい同じ場所に現れるので、この辺りにお住まいのようです。今日は会いませんように。
その先の小さい橋を渡ると、水辺にはカモやアオサギの姿も見られます。薄暗くなると寝床へ帰るようで、カモがつがいで仲良く飛んでいく姿にほのぼのします。
しばらく行くとちょっとした広場に出ます。ここに住んでいるのはモグラです。土の山がポコポコとあちこちに作られていて、地下街は建設ラッシュなのかしら? と想像しつつ、ここでUターンして帰ります。
と、こんなふうに日々歩いていたら、いろんな生きものの、いろんなおうちの絵本ができました。チンパンジーは木の上の葉っぱのベッドで寝ていたり、カクレクマノミはイソギンチャクの中でユラユラ、まったり。そしてみんなおうちが大好き! ホッと、くつろげる居心地の良い場所にみんな帰ります。
さて、今日のおさんぽはおしまい。私もおうちに帰ろうっと。
基本情報
- カテゴリ
- 月刊誌
- ページ数
- 22ページ
- サイズ
- 20×19cm
- 初版年月日
- 2026年05月01日
- シリーズ
- こどものとも0.1.2.
- ISBN
- ー
- テーマ
- ー
みんなの感想(2件)
購読していて届いた本です。ちょうど同じ作家さんの「ぽん!」を購入したばかりで、版画のあたたかみと、コミカルなキャラクター、やさしい色づかいが魅力的だったので、同じ方だとすぐわかりました。 この春、住み慣れた家を引越すことになり、バタバタと荷造りをして移動し、部屋が整ってきたところで、最後にどさっと絵本を運び入れました。すると我が子が手に取ったのは「ついたよ ついたよ」。まだ思い出のないおうちなのに、新しい家だとわかっているんだと胸がいっぱいに。絵本に出てくる動物たちのように、安心した顔で帰ってくる子どもの「ただいま!」を聞ける日が来るのが楽しみです。
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