作者のことば
役者ですね
洞野志保
息子が1歳くらいのとき、ルームメイトだった友人が息子と遊んでくれながら、子どものころの癖や習慣についての話に花が咲きました。そしてふと、自分のお姉さんの子どものころの話をしてくれました。
友人のお姉さんは小さいとき、髪が伸びるのが遅かったそうです。3 歳くらいになっても一度も散髪の必要がなくて、男の子のように髪が短かったので、頭にスカートをかぶって、でかけるようになったということです。幼稚園に行くのにも、散歩に行くのにも。
彼女たちの出身はスロバキアの北のほうにある村です。お姉さんは、スカートをかぶって、村中を三輪車で乗り回していたのだそうです。
その話を聞いたとき、スカートをかぶって三輪車に乗っている女の子の姿がありありと頭に浮かびました。なんとも素敵な光景だっただろうなと思いました。そんな姿を見られたら良いのになあと思いました。そんなことを考えているうち、このターニャちゃんのお話がうかんできました。
友人はお姉さんから、そのときどうして、どういう気持ちでスカートをかぶっていたのかは、聞いたことがないそうです。短い髪を隠したかったのか、それとも髪が長いことにしたかったのか、それとも、アラビアンナイトのお姫様になりたかったのか。帽子ではなく、わざわざスカートをかぶったということは、短い髪を隠すためだけではないことは、想像できます。きっと髪の長い女の子か、お姫様になりきっていたのでしょうか。
今は4 歳になったうちの息子も、ごっこ、なりきり遊びが大好きです。大好きな虫になりきってみたり、なりきりごっこ遊び万歳! ですね。
基本情報
- カテゴリ
- 月刊誌
- ページ数
- 28ページ
- サイズ
- 19×26cm
- 初版年月日
- 2026年06月01日
- シリーズ
- こどものとも年中向き
- ISBN
- ー
- テーマ
- ー
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