子どもたちの年齢にぴったりの絵本、好奇心をぐんぐん広げる絵本。
子どもたちとの園生活のいっそうの充実を、福音館書店の絵本がお手伝いします。
2020年度もバラエティ豊かなラインナップがそろいました。

2020年4月号とラインナップの紹介

各誌のロゴをクリックしていただくと、詳しい内容や年間ラインナップをご覧いただけます。

こどものとも

こどものとも 0.1.2

ある日、家を飛び出した子犬のこたろうは、猫、自転車、トラックを追いかけて、街中を駆け回ります。交差点では大渋滞を引き起こし、街は大混乱! ついには、工事現場のクレーンに吊られた鉄骨に乗って、高く高く上がっていきます。子犬の大冒険を描いたお話です。

作者のことば 鍋田敬子

家の飼い犬から、このお話がうまれました。子犬の頃は、家中の者が振り回されてすごしました。ある時、窓から脱走したことがあり、私は「まてー」と言いながら追いかけましたが、追いつくはずがありません。さて、子犬は走って、走って、どんな冒険をしたのでしょう? 子犬の気持ちになって楽しんでもらえたらうれしいです。

こどものとも 0.1.2

かがくのとも

かがくのとも

園への行き帰りや、公園へさんぽに出かけたときなどに、幼児でも簡単にできる昆虫採集の方法を紹介。特別な道具や仕掛けがなくても、帽子や指先で簡単にできる採集から、網やコップを使った簡単なものまで、春、夏、秋それぞれの昆虫が登場して、昆虫採集の楽しさを伝えます。自然を知り、好きになれる昆虫採集入門絵本。

作者のことば 井上大成

虫とりは人と自然との知恵比べです。虫に逃げられないで近づくだけでも初めは大変ですが、何回も挑戦するうちに虫の次の動きが予測できるようになります。絵本を読み終わったら実際にやってみて下さい。うまくいかなかったらその理由を考えて、また試してみましょう。お子さんが自然に目を向け、工夫をする力を養うきっかけになれば嬉しいです。

かがくのとも

こどものとも年中向き

こどものとも年中向き

もぐらのもぐたさんは、お弁当をもって、たんぽぽ野原にさんぽにでかけます。さんぽの歌を歌いながらいくと、それに誘われていろいろな虫たちが次々仲間に入ってきました。思わず声を合わせたくなる子どものオペレッタのような楽しい作品です。

作者のことば 小野寺悦子

おっとりやさしい、もぐらのもぐたさんは、歌が好き、さんぽが好き、お弁当がだーい好き。「はるだはるだ、さあ、たんぽぽ野原へでかけるぞ」。おや、後からそっとついてゆくのは誰?「ん」で始まる「たんぽぽさんぽのうた」もぐたさんといっしょに歌って、歩いて、どうぞ楽しんで下さいね。

こどものとも年中向き

ちいさなかがくのとも

ちいさなかがくのとも

「ねえ、ちょうが すきなもの しってる?」そんな問いかけから、めくるめくチョウの世界が広がります。蜜を吸おうと、さまざまな花の周りに集まる美しいチョウたち。樹液や、落ちた果実が好きなチョウもいます。登場するチョウの数は約50 種(のべ70頭)! あなたの周りを飛ぶチョウが好きなものは、何かな?

作者のことば 松岡達英

チョウを好きになると大変です。卵、幼虫、蛹、成虫と変化する生態は好奇心を刺激し続け、人生にも影響してしまうほどです。私の場合、中学入学の日、図書館の図鑑で“トリバネアゲハ”という世界一大きく美しいチョウに出会って以来、その世界から抜け出せなくなり、今なお自然絵本を描き続けています。

ちいさなかがくのとも

こどものとも 年少版

こどものとも 年少版

ボウルに卵と砂糖、小麦粉、バターを入れて、混ぜますよ。ケーキの型に入れて、焼きます。焼き上がったスポンジケーキに、クリームぬって、いちごものせて、フルーツいっぱいのケーキのできあがり! 子どもたちが大好きなケーキができあがるまでを美しく描いた絵本。おいしそうなケーキに、ほら、手がのびてしまいますよ!

作者のことば 小西英子

ケーキを作りましょう! 卵と砂糖をぐるぐる混ぜたら、とろーりとなるのがとっても不思議。オーブンで焼いたら、ふんわり甘い匂いがするのがとっても素敵。クリームをぬって、フルーツをのせるのはわくわくします。そして、できあがったケーキのなんて美しいこと! とびっきりおいしいケーキ、さあ、どうぞめしあがれ。

こどものとも 年少版

こどものとも 0.1.2

こどものとも 0.1.2

ほら、ちいさなうしさんがやってきました。とことこ歩いて、お母さんのお腹にぴったりこ。カンガルー、さる、鳥、いろいろな動物の子どもがやってきて、親子で身を寄せ合います。最後はあーちゃんがちょこちょこちょこと歩いてきて、お母さんのひざにちょこんとすわって、いいおかお。親子が体をくっつける楽しい絵本です。

作者のことば 木坂 涼

気持ちのいい場所、心が休まる場所。それを身近に持つことは、おとなにも、ちいさい子にも大事。だれかが「ぴったり」受け止めてくれたら、ぬくもりもやりとりできる。見守り、見守られることの安心感は、心の安定にもつながる。そんな思いで『ぴったりこ』を書いてみました。

こどものとも 0.1.2