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第8回 - 千曲川でおぼれる

千曲川でおぼれる 松本仁一 伊藤存

2015.07.05 更新
2015.07.20 次回掲載予定

千曲川でおぼれる

千曲川でおぼれる

松本仁一 作/伊藤存 絵

『アフリカを食べる』の著者松本仁一さんの少年時代は千曲川とともに

松本仁一

ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員。1942年長野県生まれ。68年東京大学法学部卒業、朝日新聞社入社。82~86年ナイロビ支局長。90~93年中東アフリカ総局長(カイロ)。93年から編集委員。2008年に退社後はフリージャーナリストとして活動。中東報道でボーン上田国際記者賞、『アフリカで寝る』で日本エッセイストクラブ賞、『テロリストの軌跡』で日本新聞協会賞、『カラシニコフ』で日本記者クラブ賞など受賞。著書に『兵隊先生』(新潮社)『アフリカ・レポート』(岩波書店)『カラシニコフⅠ』『カラシニコフⅡ』『アフリカを食べる・アフリカで寝る』(以上、朝日文庫)などがある。

伊藤存

1971年 大阪府生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業。動植物や人などをモチーフに、おもに刺繍作品を制作。「縫って描く」独自のアプローチで、具体的に見えているもの、当然だと思っていることの多様性を模索している。縫い付けられた糸は複雑に交じり合い、隆起したり途切れたりしながら、私たちの意識に入り込んでくる。近年は昆虫などの生物をフィールドワーク的に取材し、刺繍作品に展開するシリーズを制作。
2006年に「作品集的刺繍入門書」として著書『NEW TOWN』(リトルモア)を刊行した。