リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

2001年10月号

おーくん おんぶ

おーくん おんぶ

「おーくん おんぶ」。するとお母さんがやってきて、おーくんをおんぶしようとします。「ちがう ちがう」。おーくんは、おんぶしてもらいたかったのではなく、だれかをおんぶしてあげたかったのです。そこでおーくんは、ぬいぐるみの熊をおんぶしてご満悦。更に人形と豚と犬をおんぶするのですが、こらえきれず「おっとっと」と転んでしまいます。そこへお母さんがやってきて、おーくんをおんぶしてくれます。(「こどものとも0.1.2.」79号)

  • 片山健 作
おーくん おんぶ 見開き

みなさんのリクエストコメント

子どもたちがすきで、よく借りていきます。図書館でもよく読み聞かせしています。
ぜひ復刊をお願いします。

川西町立図書館さん

子どもはおんぶされるのが大好き。だから今度は、自分がおんぶしてあげたくなります。お気に入りの人形をひもをむすんでおんぶさせてあげると、とても喜びます。そんな日常を描いてくれています。おんぶバンザイ!

もっちさん

おーくんの表情が可愛らしく当時一歳の娘は初めじーっとおーくんの顔を見ながら聞いていましたが、そのうちページをめくる度におーくんと同じ表情をするようになりました。小さいなりに共感してるんだろうなぁと思いました。かたやま けんさんの優しい絵が親子でお気に入りの思い出の一冊です。

かおりんごさん

こどもがぬいぐるみをおんぶするのが大好きだった1歳の頃に図書館で借りて読みました。今も時々おんぶしている子どもとまた一緒に楽しみたいです。

こけももさん

かたやまけんの絵が好きです。
自分も小さい子のお世話をしたいんですね。

みやさんさん

0歳児クラスで担任をしていた時。立って歩けるようになった子供たちが、この本を読んだ後にお部屋のお人形を私のもとに連れてきました。「わたし、ぼくもおんぶしたい」と心の声が聴こえてきました。背中にお人形をくっつけてあげると、短い腕を後ろに回して、お人形を支えます。そして"おーくんと同じ"を喜び、おんぶしながらお部屋の中を行ったり来たりお散歩。満足そうな表情を浮かべて。とても幸せな光景でした。

梨花さん

かたやまけんさんが好きです。
近くの図書館にはないので読んでみたいです。復刊希望です!

おはなみわっかさん

幼稚園に置いてあって、子どもと借りた一冊。そして、大好きな一冊。
おーくんの気持ちが子どもらしく、子どもの実体験と重なり合うからこそ惹かれるものがあるのだと思います。
そして、おーくんのこの表情は読む大人も愛おしくなります。
この本を我が子だけでなく、たくさんの子どもの心に届けたいので、是非復刊してほしいです!

ひかるさん

おんぶされる方もおんぶする方もどちらもほっと安心します。おもしろいけれどやさしさが伝わる絵も魅力的です。おすすめしたい絵本、復刊してほしいです。

このみさん

最初の出会いは移動図書館でした。当時0歳の子どもが気に入って購入しようとしたものの販売しておらず、中古でなんとか手に入れました。何度も読み返して折り目や裂け目が出来るくらい愛されています。子どもはぬいぐるみが大好きで、大事なお友達です。そんなお友達と遊ぶ喜びを暖かく表現している絵本だと思います。是非復刊してまた購入させてください。よろしくお願いします。

さはらさん

以前勤めていた保育園に置いてあった大好きな一冊です。
『自分でやりたい』気持ちと『お母さんに甘えたい』気持ち。この時期ならではの葛藤が、おーくんの一生懸命な姿から見てとれる暖かい絵本だと思います。是非復刊を望みます。

なおやままさん

この本大好きです。
孫の遊ぶ様子と重なります。子どもの実体験と一致する絵本は、子どもが喜んで見てくれますよね。

みねぽんさん