リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

2009年9月号

すずめ ちゅん

すずめ ちゅん

スズメは野鳥の一種である。そう言われるとちょっと意外に思えるほど、スズメは私たちの生活のすぐ近くにいるいきものです。そんなスズメたちが、ごはんを食べたり、水を飲んだり、砂浴びをしたり、空を飛んだりする姿を描いた絵本です。スズメたちの暮らしぶりが、リトグラフという版画の技法で、素朴に温かく描かれています。どうぞ親子でお楽しみください。(「こどものとも0.1.2.」174号)

  • あらかわかおる 文
  • あらかわみつる 絵
すずめ ちゅん 見開き

みなさんのリクエストコメント

図書館のおはなし会で読むと、こどもたちが喜んで借りて帰ります。
傷みもはげしくぜひ復刊してほしいです。

川西町立図書館さん

耳に心地よい美しい文章と、無駄のない美しい絵。
幼い子どもと読んで、何度も、たっぷり味わっています。
絵本として、ぜひハードカバーにしてほしい作品です!

ちゅんさん

おはなし会でまったり読みました。「すずめちゅん…なにしているの」のくりかえしで0才の赤ちゃんも見ていました。
絵本のチュンと本物のチュンとつながるきっかけになるのかな?と思いました。来場したお母さんたちにも絵本を展示し見てもらいました。

あけさんさん

お散歩に行くと追いかけ回していたすずめは、当時1~2歳だった息子にとっては1番身近な鳥だったのではないかと思います。
リアルでありながら、かわいらしさのあるすずめの絵は息子の心をつかんだようで、地域の家庭文庫で何度も借りて読みました。
この本に出会ってからは、ますますすずめに親しみが湧いたようで、お散歩で見つけると「すずめちゅんいたよ」と知らせてくれるようになりました。

Takeyさん

私の信頼する子どもの本専門店で、「面識のあまりない保育園や幼稚園の子どもたちの前で読み聞かせを行ったところ、“知らないおばさん”でもしっかり聞いてくれた太鼓判の絵本」と評価されていました。現在4ヶ月の娘にまずは、こういった子供を引きつける魅力のある絵本を読んで聞かせ、絵本というのは面白いものだということを経験させたいと思っています。

ナバさん

子どもたちにとって身近なすずめの姿を心地よいリズムとともに伝えてくれます。
作者の愛情も子どもに伝わる絵本だと思います。

わんこさん

すずめは身近な野鳥で、小さな子どもたちも目にする機会が多くあります。
でも、絵本で出会うことは少なくて。絵本を読んで、外ですずめに出会い、
外ですずめに会った後に絵本を読んで楽しむことができます。

ぴっちさん

子どもが1~2歳の頃に図書館で何度も借りました。3歳の今でも時折読みたがります。「すずめ ちゅん」という言葉の響きが気に入ったようで、嬉しそうに何度も「すずめちゅん、すずめちゅん」と言っていました。手元に置いておきたい絵本です。

えむさん

子供たちも目にすることの多いすずめですが、小さい子向けの絵本はあまりないようです。すずめの一日を観察しているような気持ちになって読めます。羽根の柔らかさも感じるリアルであたたかみのある絵です。すずめのことが大好きな人が作った絵本だなと思います。

ちーずぱんさん

スズメの姿が少なくなってきています。
5、6羽で群れ飛ぶ姿にスズメちゅんて呼びかけています。
心が穏やかになれるフレーズです。

はくさいさん