リクエスト刊行 こどものとも0.1.2.

2011年9月号

はと

はと

公園の水道に2羽のハトが飛んできて、水をグビッグビッと飲み、バシャバシャ水浴びをしました。気持ちよくなって草の実をたっぷり食べて芝生で休んでいたら、子どもが「わー」といってやってきます……。子どもがなぜか追いかけたくなるハトたちがこの絵本の主役です。グルッポー、グルッポーと鳴きながら公園を闊歩する姿、時にバサバサッと飛び上がる勢いのよさが、力強く明快に描かれています。(「こどものとも0.1.2.」198号)

  • 菊池日出夫 作
はと 見開き

みなさんのリクエストコメント

子どもが小さいときに、はとの絵本があったらいいなと思っていました。まさに、こんな本です。はとは日常よく見かけますし、大きいので目に付きやすいし鳴き声もよく聞こえてきます。はとぽっぽの歌をよく歌いました。この絵本は、子どもが「わー」と言ったらハトがあわてて逃げる、それも遠くではなくそばの木の上に逃げるところがいいです。はとぽっぽの歌とセットにして赤ちゃんに読みたいと思います。

ちーずぱんさん

長男が赤ちゃんの頃から読んでいた絵本ですが、カタコトの言葉を話せるようになった頃、絵本に出てくる男の子は自分、女の人は私だと教えてくれました。見た目全然似てないよぉ、と思いましたが、そんなふうに感じていることに驚いて、我が子の新たな一面を発見した気分でした。絵本だけど、ハトの絵が写実的でとても素敵だと思います。

くろさん

小さい頃何度も読みました。小学生になった今でも鳩を見ると「わー!」という娘です。

Sushikkoさん

0歳児クラスを担当していたときに、公園で出会う身近な存在「ぽっぽ(はと)」が大人気でした。ぜひ復刊をお願いいたします!

pamjさん