日々の絵本と読みもの

身近な大冒険を描いた『まよなかのトイレ』

子どもがトイレで用を足せるようになって、一安心と思ったら、次は「ママ、トイレついてきて」「一人でトイレ行くのこわいから嫌だ~!」など、小さい子が一人でトイレに行くのは、なかなか難しいですよね。特に、夜、家の中が暗くなると、昼間は平気な場所もなんだか怖く思えてきて、子どもにとっては大冒険です。

そんな夜に一人でトイレにいくという身近な大冒険を描いた絵本『まよなかのトイレ』をご紹介します。

真夜中、ひろこはトイレに行きたくなって目が覚めます。お母さんが赤ちゃんのおむつ替えで手がはなせないのを見て、ひろこは1人でトイレに行ってみようと思いました。ぬいぐるみのみいこと一緒に長い廊下を歩きだすと、ドアのもようがこっちをにらんでいるよな気がします。やっとトイレに行ってみると、うさぎやあらいぐまなど小さな動物たちが次々あらわれて、ひろこを手伝ってくれました。



月刊絵本で刊行時、「トイレが暗く、怖がっていた娘が、この本を読んでから、暗い=楽しいと感じているようで、お母さんはトイレについてこないでいいよと言うようになりました」「次は紙を取って拭くんだよ、最後は手も洗わなきゃね、と自分もトイレに行った気分になるようです」などたくさんのお便りをいただきました。この作品を楽しんだ子どもたちは、自分と照らし合わせて、すごいなあと思ったり、自分もできるぞと思ったりするようです。

身近な大冒険を、 子どもの繊細な心情やしぐさを丁寧に描くまるやまあやこさんのあたたかな絵とともに、どうぞお楽しみください。

担当A・次男はトイレトレーニング最終章…一進一退の毎日です。

ちょっとトイレに行くのがこわいなと思っている子どもたちに向けて、「トイレこわくないよ」と絵本に出てくる動物たちが応援してくれているポスターを、作者のまるやまあやこさんが描いてくれました!ぜひ、こちらからダウンロードしてトイレに貼ってくださいね。

2021.04.07

  • Twitter
  • Facebook
  • Line

関連記事