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もりのてがみ

寒い冬の日、ひろこさんは、森の友だちに手紙を書きます。りす、とかげ、ことり、のうさぎ、そしてもみの木に。カラーペンとクレヨンを握りしめ、一字一字、ことばを考えて、書き、楽しい絵をそえてできた5通の絵手紙。ひろこさんは書き終えると、一通ずつ、森のもみの木につるしに行きます。もみの木は雪をかぶりクリスマスの飾りのようにひろこさんの手紙をつるしてたっていました。風の強い日、手紙がみんななくなっていてがっかりしていると、何日かたってみんなから返事が届きます。りすからはくるみ、とかげからは石、のうさぎからは木の実、ことりたちからは木の実。スミレが咲いて春が来たよというお知らせの手紙でした!

  • 読んであげるなら

    3才から

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 絵本
定価 : 1,100円(税込)
ページ数 : 32ページ
サイズ : 20×27cm
初版年月日 : 2006年11月10日
ISBN : 978-4-8340-2239-1
シリーズ こどものとも絵本

その他の仕様 +

みんなの感想(6件)

  • 大好きな本です。
    今日は自分のために音読しました。
    絵もお話も穏やかでゆっくり時間が流れていて、こもとかあさんの慰めになりました。
    離れて暮らす子供達を思い出しました。一番上の子は30歳も過ぎているのに。

    こもとかあさんさん

  • 雪国在住なので、雪景色のある絵本は手に取らずにはいられません。この絵本もそんな1冊。そればかりでなく、就学したばかりの息子が初めて一人で読んだ記念すべき絵本でもあります。幼稚園の頃、私が読んであげた時にはあまり関心を示さなかった絵本だったのですが、小学校にあがって自分で読んだ時には「いいお話だね」とうっとりしていました。主人公「ひろこさん」は子どもの幼稚園の先生の名前と同じ。ひろこ先生の小さい頃のお話かしらなんて語りながら楽しく子どもに読んでもらいました。

    すずらんさん

  • 手紙が題材の絵本って子供は大好きですね♪うちの子のこの頃のブームは、「手紙を書くこと。もらうこと。」なので、自分の気持ちを代弁してくれているようなこの絵本がお気に入りです。寒い寒い冬の日。お外遊びができないひろこは、森のお友達に手紙を書きます。最後に必ず「すみれが咲いたら、このもみの木の下で待っています。」と記して^^;もみの木の下が手紙でどんどんいっぱいになっていくのが、幻想的でとっても素敵です♪それにどれもひろこちゃんの思いがいっぱいの手紙。子供はその手紙に釘付けでした☆早く春が来てほしいと思う絵本でした。そしてようやくすみれが咲いた頃に・・・その姿に読んでいてニッコリしてしまいました。裏表紙でひろこちゃんが、もみの木の赤ちゃんをうさぎと大切そうに眺めているところも必見です♪

    さやぽん☆さん

  • この絵本の主人公・ひろこさんは寒くて外で遊べない日は、森で出会ったいろんな動物達に手紙を書きました。『はるになったら。。もみのきのしたでまってるね』で締めくくられる手紙たち。。春を待ちわびる気持ちを手紙に託して、森の大きなもみの木の下につるしていくのですがこの手紙の純粋で可愛らしこと!といったら。。感動です。そして、春の訪れと共に返事が届いたときのひろこさんの様子といったら。。こちらまで森へ駆け出したくなる思いでした^^☆ページいっぱいに描かれた大きな大きなもみの木の姿も印象的な絵本。春になって生まれたもみの木のたくさんの赤ちゃんがまた幸せな気分を盛り上げてくれます♪とても静かで幸せな時間が楽しめる絵本だと思います!!

    パンくん大好き!さん

  • ハード判になる日を本当に心からお待ちしておりました。福音館書店さん、ありがとう!! 今日、購入の注文をいたしました。声を出して読んでいると、胸がきゅーんとなって何故か涙が出てきます。文中の「きのみは いいな おいしいな いくらたべても・・・・」の詩に、私は自分でメロディーをつけて、子供に読み聞かせる時は歌っております。(楽譜も作ってあります!)この本、冬の季節は特におすすめですよ。

    しっぽの切れたとかげさん

  • こどもが大好きな「おてがみ」「クリスマス」「春の訪れ」の三重奏で、なんとも心があたたまり、ほんわかうれしくなってしまうお話です。お手紙を書いて、相手に伝えたいと思う気持ち、お返事が待ちどおしい時間、お返事が届いたよろこびがあふれています。クリスマスの贈りものにしたいとおもって、こどもにはまだみせていませんが、おなじみの片山健さんの絵だし、きっと気に入るはずです。

    NORISさん

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