さむがりやのサンタ
「やれやれまたクリスマスか! 」面倒くさそうに目を覚ましたのは、サンタクロース。寒さに愚痴をいい、煙突に文句をいいながら町の子どもたちにプレゼントを配ります。南の島に憧れながら、一日の仕事をおえると、お風呂にはいり、ビールを一杯飲んで、ごちそうを楽しみます。トナカイたちにおいしいえさをあげることも忘れていません。皮肉屋だけど実はやさしい、人間味あふれるサンタクロースを描いたクリスマスにぴったりの絵本です。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 本体1,200円+税 |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 26×22cm |
初版年月日 | : 1974年10月25日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0436-6 |
シリーズ | : 世界傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
思わずクスクスッと笑ってしまう作品です!中にはこんなサンタさんもいるんだ・・と、おとなの方はサンタさんの概念が変わってしまうことでしょう。なにしろ、ことあるごとに・・まぁボヤくボヤく。毎年イヴにはこんなに面倒くさがってお仕事していたの?って感じです。子供たちにはショックかも知れませんが、我々おとなにはサンタさんも同じ人間?なんだ・・って、安心感を与えてくれます。この本のサンタさん、動物好きで本当はとっても優しいひとなんですよ。きっとその点を子供さんたちも理解してくれると思います。そのギャップがとても楽しい、お薦めの一冊です。心温まる、それこそクリスマスの夜にもってこいのお薦めの本でもあります。
マッキ―・ミッチ―さん
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