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やこうれっしゃ

人々がホームから夜行列車に乗り込みました。乗客たちは車中でおかしを食べたり、トランプをしたり、思い思いのときを過ごします。やがて、夜がふけ乗客たちは、客席や寝台車両で眠りにつきます。そして、朝をむかえると夜行列車は目的の駅につくのです。上野から金沢に向かう夜行列車で過ごす一夜。見開きいっぱいに描かれた絵からは、まるで乗客たちの会話がきこえてくるようです。今では珍しくなった夜行列車と人々の旅の営みをつたえる文字のない絵本です。

  • 読んであげるなら

    4才から

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 絵本
定価 : 本体900円+税
ページ数 : 32ページ
サイズ : 20×27cm
初版年月日 : 1983年03月05日
ISBN : 978-4-8340-0922-4
シリーズ こどものとも絵本

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みんなの感想(6件)

  • 子どもが出来てから、絵本コーナーに頻繁に行くようになり、そこで手に取ったのが最初の出会いでした。まだ娘は赤ちゃんだったので、私が昭和を懐かしむ感じで、購入には到りませんでしたが、保育園の本棚の中にこちらの「やこうれっしゃ」があり、娘が好んで読むと聞いたので購入しました。昭和の本物の「やこうれっしゃ」を知らない娘も、夜の電車の中の人間観察が楽しいようです。夜寝る時に必ずこの本を読みますが、夢の中でやこうれっしゃに乗り、どこかの駅に行けそうなわくわくした気持ちで、楽しい夢を見られそうです。大人も子どもも引きつける素敵な絵本です。

    ぬんちんさん

  • 少しなつかしい雰囲気の表紙を見て、思わず手にとりました。自分の時代よりちょっと前のものだと思いますが「ああ、こんな感じだった」「あった、あった」と細かなところまで見入ってしまいました。じっくり立ち読みした後ほしくなって、自分用に購入しました!一緒に「おふろやさん」も買いました。

    かおりんさん

  • 文字どおり絵本です。文章はありません。しかし本からは、列車の走行音だけでなく、乗客の雑多な会話、空調の音、お酒のニオイ・・など様々なものが漂ってきます。おそらく、これほど当時の夜行列車の雰囲気を伝えている本は無いのではないでしょうか。寝台車のほかにグリーン車、座席車、荷物車を連結した急行は渋い存在でしたが、スマートなブルートレインとは違う魅力をはなっていました。作者の西村繁男さんの展示会で、「やこうれっしゃ」を絵巻型に編集した本が展示されており、こんな本があるといいなぁと思っていましたが、こどものとも創刊60周年の記念出版物で「かわ」が絵巻じたての本になっていることを知り、ぜひ「やこうれっしゃ」も絵巻じたての本としての出版を希望します。とにかく、何度見返しても飽きることのない名作なので、昔の鉄道少年だけでなく、当時の列車を知らない小さいお子さんにも読んでいただきたいです。

    弓屋時次郎さん

  • 私もなんですけど、未だに夜行列車って乗ったことないんですよね。息子は、「やこうれっしゃ」という言葉すらしらず、「やこうれっしゃってなあに?」ってところから、お話が始まりました。まず開いた1ページ目。改札口で切符を駅員に渡しているんですよね^^;「切符は機械にいれるもの!」と思っている息子は、ちょっとびっくり。時代差を感じてしまいました(笑)でもだからといって全然古い感じはしないようでした。電車に乗る前に、お菓子かったりするよね~。この人たちもそうだね!といった感じで楽しんでいましたね。息子は何よりも電車の中にベッドがあるっていうことが驚きだったらしく、どんなんだろう?とすごくわくわくしたようです。読み終えたあとに、「いつか夜行列車に乗れるといいねえ~。」と思える絵本ではないかと思います。

    さやぽん☆さん

  • 「こどものとも」50周年記念展(@大丸梅田店)に出品されている原画を見て、この本を知りました。まず目にとまったのは、物販の車にならぶ雑誌のかずかず。本でいうと6ページから7ページにかけてのところ。原画では、大半の雑誌のタイトルが読めるんです。思わずじっと立ち止まってしまいました。ページをめくると、現在では見かけなくなったねんねこ姿のお母さんに、タバコを吸うおじさん。そして、いまではわたしたちの周囲に当たり前のように存在するペットボトルや、携帯電話がありません。「こどものとも」と同い年のわたしにとって、この「やこうれっしゃ」が描く駅や乗客の姿は、失われてしまった記憶をよみがえらせてくれます。きっと読み返すごとに、あたらしい発見のある本だと思います

    ぎんじさん

  • この本は絵のみで構成されています。子どもは絵を読むといいますが、やこうれっしゃの中で繰り広げられる様々な人々の様子を見ることが楽しめる絵本です。子どもが幼稚園の絵本室から自分が選んで初めて借りてきた一冊として、私にはまた特別な作品です。

    ハイディさん

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