アラスカ 光と風
みんなの感想(2件)
また、この本と出会うことが出来て、とても「幸せ」です。星野道夫さんの本や写真集は残すべき作品であって、決してなくしてはなりません。何十年も本を読んできましたが「星野道夫さん」以外に一生心に残るような本に出会ったことはありません。
あまねさん
ふと気になってこの本を手にしたその瞬間から、私と星野道夫さんとの接点が、素敵な接点が生まれたような気がしています。違う世界で生きている人々。今こうしている間にどこかの国のどこかの村ではさまざまな人が、多様の生活をしている。笑ったり泣いたり。私たちが知らない素敵な秘密をどこかの誰かは知っているかもしれません。星野さんはそうした地球の素敵な秘密といくつも出会ったのだと思います。一ヶ月もの間、たった一人でアラスカ北極圏に入るその精神力のタフさに驚かされると同時に、その先に見えたオーロラの輝きの素晴らしさ、太古の氷河が眠るグレイシャーベイの氷の国、いくつもの雄大な景色、そして多くの人々との出会いの話を、まるで少年のような好奇心と感受性で話して聞かせてくれる星野さんは、なんて素敵なひとなんだろう!。日常のあわただしい繰り返しの中で忘れてしまいそうな大事な、あたりまえなことをたくさんもらったような気がします!この本で一緒にアラスカへ行きましょう。
あすか虫さん
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