しょうぼうじどうしゃ じぷた

こどものとも|1963年10月号

ある町の消防署に、はしご車ののっぽくん、高圧車のぱんぷくん、救急車のいちもくさんがいて、火事があれば3台そろって大活躍。でももう1台のちびっこ消防車じぷたは、みんなから相手にされません。ところが山小屋で火事があり、山道を登っていけるのはじぷただけ。谷川の水を力いっぱいはきかけて火を消し、山火事になるのを防いで大活躍します。山本忠敬の乗物絵本の代表作です。

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消防自動車“じぷた”調書 山本忠敬

 “じぷた”は元来、第二次大戦中、アメリカの軍隊で人員輸送車として広く活躍した、ウイリス・ジープという自動車です。
 戦後、この車を、日本機械工業会社が消防車に改装したのが“じぷた”なのです。
 まだ、でこぼこ道路時代、1950年代の日本で、消防車として大いに活躍しました。しかし、この絵本をかいた63年当時は、すでに東京の消防署には一台も無くて、見ることができず困っていましたら、編集の人が、埼玉県の上尾消防団に一台あるのを調べて来てくださいましたので、上尾に出かけて、やっと“じぷた”のスタイルができあがった思い出があります。
 戦争で破壊されたヨーロッパの各国でも、ウイリス・ジープの消防車が活躍した記録があります。このスケッチは、外国で活躍した“じぷた”の仲間たちです。
 近ごろは道路は良くなりましたが、自動車が多すぎての道路事情の悪化や、震災対策用として“じぷた”のような小型消防車が見直されるようになってきました。
 一昨年、横浜地区の消防署を見学に行った時“じぷた”のように小さくて、性能の良い、ホンダの「ミニ消防車」というのが、各消防署で活躍していました。
 ついつい、そばに寄って“じぷた、ガンバレ!”と頭をなでてやりたくなりました。

基本情報

カテゴリ
月刊誌
ページ数
28ページ
サイズ
19×26cm
初版年月日
1963年10月01日
シリーズ
こどものとも
ISBN
テーマ

みんなの感想(1件)

じぷたはジープを改造した小型の消防車ですが、周りのみんなはじぷたに見向きもしないばかりか、容姿をバカにします。じぷた自身も同僚の消防車たちを羨んでいます。山火事を防いだことをきっかけに、周りのじぷたを見る目が180度、変わりました。大切なのは容姿ではないことを子どもさんたちに教えてあげて欲しいです。

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