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おしりに御注目 薮内正幸
おしりは身体の一部としては、エロチックで、なんとなくユーモラスな存在です。
二、三の辞書で「しり」を引いたところ、すべて「動物の胴体の後部で、肛門のあるあたり」という一言で片づけられていました。これは、おしりにたいして、いささか失礼だと思います。(「しり」のつく表現はもりだくさんにありましたが……)
口が食物の入り口――栄養、エネルギーの取り入れ口であれば、おしりは、御用ずみのモロモロを排出する出口の開口部が、鎮座まします大切なところ、といえるでしょう。そして、ヒトを含めた少数の種類を除いては、哺乳類のおしりには、しっぽがくっついて? います。
哺乳類は四本足で歩きます。我々も四つんばいになればわかりますが、この姿勢は、やわらかいつくりである肛門がまるだしになってしまいます。ですから、しっぽは、その大切な部分をおおいかくすという役目をはたしているのです。その良い例は、インドサイです。ヨロイにおおわれたようなおしりのひだひだの間に、しっぽはぴったりとおさまり、肛門をかくしています。
おしりは、排泄物の出口ゆえに、いささかのカオリはつきもの。だから、そのカオリにひかれて、ハエなどがうるさくつきまといます。それを追いはらうのもしっぽの役目とすれば、手の使えない哺乳類にとっては、おしりとしっぽは、切っても切れない関係といえるでしょう。
ややもすれば軽くみられるおしりにスポットをあてて、いろいろなおしりを描きました。
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基本情報
- カテゴリ
- 月刊誌
- ページ数
- 24ページ
- サイズ
- 21×20cm
- 初版年月日
- 1990年07月01日
- シリーズ
- こどものとも年少版
- ISBN
- ー
- テーマ
- ー
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