やはり 大切な感覚をていねいに育てるために本は大切だなとあらためて考えさせられる。手にとって開く本の臭い匂い、手ざわり、すてきな絵。これこれ、本の楽しさは内容だけではない装丁を含めた演出がこの本のすべてになる。そして森田さんの言葉が読みながらその空気を映像でも読ませてくれる。マジック！最高です。
かずをはぐくむ
子どもと共に探し、育む、「数」の世界
「生まれたばかりの息子を初めて腕に抱いたとき、いつか彼が数をかぞえたり計算をしたりする日が来るとは、まだとても信じられなかった。言葉もない、概念もないのだ」（本書より）。しかし、やがて、子どもの心の中には数が“生まれ”、おとなと共に“育み”あうようになる。3歳と0歳のきょうだいが、8歳と5歳になるまでの驚きに満ちた日々。独立研究者、森田真生があたたかく見守り、やわらかに綴る。画家、西淑による挿絵もふんだんに掲載。
- 読んであげるなら
ー - 自分で読むなら
ー
¥1,980（税込）
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