こんなに美しい絵本はほかにないです。「この写真に ことばは いらないね」本当にその通りでした。写真にうつる手指や爪から子どもの全力が伝わりました。
基本情報
- カテゴリ
- 絵本
- ページ数
- 32ページ
- サイズ
- 27×20cm
- 初版年月日
- 2025年07月05日
- シリーズ
- 日本傑作絵本
- ISBN
- 978-4-8340-8865-6
- テーマ
- ー
みんなの感想(5件)
中四国子ども文化セミナーにて気に入り、購入しました。クラスの子どもたちに読み聞かせると、様々な反応があり、楽しかったです。徳島も自然は多い方ですが、個人にもよりますが、実際に見たり、手で触ったりできる子どもは数少ないです。子どもたちの「え?」「あれ何?」「うわ…!?」が顔に表れていて、本当にこの絵本は子どもたちの「?」や「!」を引き出してくれていました。
今回のハードカバー化、嬉しすぎて、すぐに購入しました。ICTが身近にあり、欲しい情報はスマホなどで入手しやすくなりましたが、『みてみて!』のような本は、ペラペラめくりも、じっくり見も可能。更に手元にあればいつでも何歳になっても新しい見方ができて、アナログの最たるものですね。
10年前、幼稚園教諭になったばかりのころクラスに月刊絵本としてこの本がありました。ページをめくりながら、こどもたちの手のひらの中にある生き物や四季折々の自然に心がわくわくしたのを覚えています。最後の谷川俊太郎さんの詩も心に残っていました。こどもたちは日々この本のように心躍った瞬間や好奇心、喜びを『みてみて!』と伝えてくれます。先日、偶然にも書店でこの本を見つけ、懐かしく手にとりました。最後の詩を読んで今も変わらない思いを感じて嬉しくなりました。
子育てが忙しく、くじけそうな毎日でしたが、絵本に私自身もはげまされ、子育て頑張れました。『みてみて!』を1ページずつみてたら、涙がこぼれました。「あ~子どもたちは私に大切な宝物をみてみてって言って見せてくれてたんだな~」と。 今、大学院生と大学生になり、一人は船のエンジニアを目指し、一人は離島で教師をしたいと沖縄へ。あの頃を思い出し私も頑張ります。本、大切にします。
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