さとうわきこさんのことば
2024年3月、絵本作家のさとうわきこさんがお亡くなりになりました。福音館書店では、『おつかい』(ペーパーバック版1974年/ハードカバー版1993年)で初めての絵本を刊行され、その後も「せんたくかあちゃん」シリーズ(全3作)や「ばばばあちゃん」シリーズ(全19作)など、たくさんの楽しい絵本を届けてくださいました。
こちらのページでは、さとうわきこさんのお人柄や絵本作家としての歩み、また創作の裏側にふれていただけるよう、これまでに雑誌「母の友」や月刊誌の折り込み付録に掲載したインタビューやエッセイをお届けします。貴重なディック・ブルーナさんとの対談記事も。どうかご覧ください。
(『あめのち ゆうやけ せんたくかあちゃん』作者のことば)
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【インタビュー】『いそがしいよる』が生まれた日
2022年に「こどものとも」800号を記念して、「絵本誕生のひみつ」と題し、過去の折り込み付録に掲載した絵本作家15人の方のインタビューを再録してお届けしました。さとうわきこさんには「ばばばあちゃん」シリーズ第1作の『いそがしいよる』について、物語のそもそものアイデアはどこからやってきたかなど、お話を伺っています。
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【インタビュー】わたしと「こどものとも」
2016年、「こどものとも」創刊60周年企画として、雑誌「母の友」では「わたしと『こどものとも』」と題し、さまざまな絵本作家の方に「こどものとも」での第1作についてインタビューする連載企画をお届けしていました。さとうわきこさんには、実は「ばばばあちゃん」シリーズよりも先の刊行だった、『せんたくかあちゃん』について伺っています。
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【インタビュー】どうしておばあさんを主人公に?
こちらは、同じく雑誌「母の友」の2016年1月号の記事から。特集「おじいちゃん、おばあちゃんの絵本」の中の一つとして、元気いっぱいのおばあさんが主人公の絵本ということで、「ばばばあちゃん」シリーズの主人公に託した思いなどについてお話を伺いました。自分より年上のおじいさんおばあさん世代に感じることや、年を重ねることについてのお話も。
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【対談】ディック・ブルーナさん×さとうわきこさん
1997年にディック・ブルーナさんが自作のプロモーションのために来日された際、雑誌「母の友」のために行われたインタビュー。さとうわきこさんが聞き役をつとめ、絵本作家対談となりました。文と絵、どちらを先に書くのか? 気分転換の方法は? など、作家同士ならではの貴重なやりとりの記録です。
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「追悼 さとうわきこ展」開催のお知らせ
2024年5月にハードカバーで刊行された新刊『あめのち ゆうやけ せんたくかあちゃん』に加え、シリーズ第1作『せんたくかあちゃん』などの絵本の原画が展示されるほか、アトリエの写真や仕事道具、陶器作品など絵本以外の創作活動についても紹介される予定です。
会期:2024年7月13日(土)―2024年9月8日(日)
会場:小さな絵本美術館 八ヶ岳館(※岡谷本館ではないのでご注意ください)
長野県諏訪郡原村原山17217-3325
HP:https://www.ba-ba.net/
Instagram:@grandma_baba