ひとりになったライオン

リアルに描かれた親離れしたライオンの一日
わかいライオンが親離れして、ひとりで暮らすことになった。これからは、お父さんに会うことも、お母さんが獲ってきた獲物を食べることもできない。どうやって生きていくのか心細くなった。でも、自分の力でやっていくしかない……。舞台はアフリカの大地。リアルに描かれたライオンは迫力満点。群れを離れてひとりで狩りをする過程を通じて、失敗しながらも成長していくライオンの姿が表現されている。大自然の厳しさを知る貴重な一冊。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学中学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,540円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 24×31cm |
初版年月日 | : 2017年04月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8331-6 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
母がつくった童話のはなしと少し似ていたので、とても興味深く読みました。絵もすばらしく、読みごたえがありました。私にとって大切な1冊になりました。
しぶやうたさん
かがくのとも「ときがとぶそら」は感動の一冊でしたが、この「ひとりになったライオン」もずっと心の中にあり、沢山の方々におすすめしたい本です。落ち着いた展開ではありますが、絵を見ると凄い迫力で「これでどうだ!!」と迫ってきます。そして裏表紙の後ろ姿のライオンの様子を見て安心して本を閉じることができました。
菅野 千鶴子さん
表紙に一目ぼれし、店頭に3回行って「やっぱり いい!」と購入しました。少し大きい本、絵のダイナミックさ、がっかりしたライオンの顔…。小、中学校の体育祭、運動会の前にクラスの団結力や仲間意識をはぐくむのに良いかな?又、自立や命についても考えられる気がしました。
胡桃沢 園恵さん
お子さんの年齢:中学生
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