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Michi

ひとすじの道、そして幾千の物語

表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子ども。小さな一歩を踏み出そうと決心した、その行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、ふしぎな町の数々が、待ち受けている。彼、彼女と一緒に道をたどるようにして、ページをめくってみてください。次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。

  • 読んであげるなら

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 絵本
定価 : 2,530円(税込)
ページ数 : 46ページ
サイズ : 27×20cm
初版年月日 : 2018年11月15日
ISBN : 978-4-8340-8437-5
シリーズ 福音館の単行本

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みんなの感想(29件)

  • 本を開く前、どちらが表なんだろう…と思いました。1ページを開くとワクワクした気持ちと、奇妙な世界へ入り込んでしまいそうなドキドキと。ページを進むたびに、子供も大人もじーっと見入ってしまう素敵な世界が広がり「この国は〇〇の国かな~」などと想像して、自分がそこに居るかのように心を躍らせました。表紙に居た“あの子”とペットの子を探しながら進んでいき、途中から「あ~そういう事か!」と。主人公は“あの子”だけではなかったのか!みんな、私たちも人生の主人公だ。色々な世界で多種多様な暮らし、人と出会い…「人生の道」と思いました。子供にもたくさんの事を経験させて、素敵な人と出会ってほしい。色々な想いがあふれ出てくる1冊でした。junaidaさんの絵が好きで選びましたが、やはり今回も本の中に吸い込まれました。

    よっしーさん

  • 初めてjunaidaさんの絵を見た瞬間目を奪われ、その日すぐに今回の本を購入しに行きました。文字がないのに、絵だけなのにすごく楽しませていただきました。色々な想像をふくらませながら読むことができ、細かい絵に毎ページ感動が止まりませんでした。絵を見てこんなにも感動したことはなく初めての経験で、まさか自分の為に大人になって絵本を購入するなんて…と自分自身にも驚いています。「IMAGINARIUM」かならず行かせて頂きます。出会って1日目ですが、もうすでに大ファンです。今後の作品も楽しみにしています!!

    luneさん

  • Junaidaさんの絵本の世界は、いつもとても細かくてファンタジー要素があり素敵だなと思っています。今回の「Michi」は左右どちらから読んでもいいですし、ちょうど真ん中辺りで、男の子と女の子が出会うしかけも印象的です。表紙も大好きなので、気分によってどちらかを(表紙を見せながら)飾れるなぁなんて思います。ボードブックで頑丈なつくりなのもいいですね。Junaidaさんの絵本をもとにしたポスター集の大版の絵本があればぜひ購入したいです!!すてきな作品をありがとうございました。

    Mさん

  • 人生の道のりは散歩のようだ。散歩の途中で花を見たり、同じく歩いている人、仕事をしている人に出会ったり、何を見つけるか何を見るかは、そして何を感じるか人によって変わってくる。一歩一歩踏み出し迷いながらも少しずつ進んでいきたい、そんな本でした。

    どみじさん

  • 渋谷PARCOの”ひみスト展”を拝見し、junaidaさんの絵をとても好きになり購入させていただきました。素敵な本をありがとうございます。こちらの本は頁が硬くてめくりやすいので、8月に生まれる2人目の孫のためにファースト絵本としても良いのではないかと思って選んだのですが、色の組み合わせがどのページも美しく、1つ1つの絵をずっと見ていても飽きることがありません。斜め上からはらはらしながら見つめる構図は、子どもたちが幼かったころの気持ちを思い出させてくれました。まん中のページでは、心がじゅんとしました。孫にはもう1冊買うか、迷っています。後から気付きましたが題名もMichiで、私の名前というご縁もありました。うれしいです。他の絵本も購入したいです。

    Michiさん

  • 1歳になったばかりの娘がとても気に入ったので購入しました。カラフルで色んな動物や家が描かれているので、指をさして楽しそうにページをめくっています。これから大きくなっても一緒に物語を考えながら読めそうなので、今から楽しみです。大人も食い入るように世界観に浸りながら読んでいます。

    あもさん

  • ページをめくることで、いろいろな世界を一緒に旅している気分を味わうことができ、とても癒される一冊でした。文字がないことで、主人公やそれ以外の人々の物語も感じられ、絵画を隅々までみて楽しんでいます。

    阿部 恵子さん

  • 「みち」は字がないかわりに絵がすごくこまかくって、男の子がわと女の子がわがあって、とてもすてきでした。「の」はさいしょ「何の」だけなのに、どんどん「何の中の何の何の」などと「の」がいっぱいふえて、おもしろくて楽しい絵本だとおもいました。

    ちーさん
    お子さんの年齢:小学低学年

  • 迷路に興味の出てきた頃なので、とても喜んでいます。何度も楽しめるところ、何通りもあるところ、見るたびに発見できるところのある絵…興味の多い年齢の子にぴったりでした。

    ケピさん
    お子さんの年齢:4才

  • これは果たして絵本なのだろうか。文字の一切ない、けれどめくるのが止まらない緻密な画。作者の遊び心が垣間見える、ページをまたいだ仕掛け。開くたびに新たな発見があり、その都度初めて読んだような気持ちになれるので、購入後いつでも手の届くところに置いてあります。この本をレジ前の平台の目立つところに陳列してくれていた地元の書店、平井書店に心から感謝です。

    ゆうさん

  • 著者名もイラストレーターの名前もない、奥付もない、ちょっととまどいながら、来月には閉店する書店で購入しました。何となく安野光雅さんの『ふしぎなえ』や、絵の中に主人公をさがす『旅の絵本』を思い起しながら、見入ってしまいました。文字が無いのに、またそれだから余計に引きつけられ、見入ってしまいます。そして「ふくふく本棚」を見て、やっと納得しました。人に教えてあげたいような、逆に誰にも教えず、じっくり見ていたいような、そんな絵本です。

    宮本 信乃さん

  • どのページも美しい絵で、いやされます。男の子の冒険と、女の子の冒険、どちらも発見や色んな行き方や表現力がおもしろくて、冒険に入り込んで充実しました。表紙の男の子の特徴(男性)に共感でき、女の子はあるあると思い、女の子の冒険は夢を叶えてくれるファンタジーがあって、幸せ気分満喫。白い家2ページが心に残り、その後女の子と男の子が会えたページは、体中のすずがなりひびいて嬉しくなると同時に、絵本に励まされ、教えられ、導かれる思いで、さすが福音館書店さんと思いました。良本しか出版されてなくて、11年前から大好きです。

    ヒデさん

  • 大人、子供それぞれの楽しみ方ができる本なので、親子で楽しめてよいです。

    タロさん

  • 昨年のクリスマスプレゼントとして、当時1歳5ヵ月の長男に与えたところ、気に入ったようで毎日絵本をめくってながめています。1歳児には早すぎるかと思ったのですが、大きな本を本棚から引っ張り出して、真剣な顔をして見ていたり、逆さまにして見ていたり、とても微笑ましいです。大人も楽しめる不思議な本なので、長男も赤ちゃんなりに考えて、楽しんでいるのだと思います。とても良い本にめぐり会えたと思うので、長く愛読してくれたら良いなと思っています。

    磯邊 千春さん

  • 表と裏から出発してまん中で出会う、文字のない絵本、素適です。

    猫さん

  • 今まで読んだ本の中で一番好きな本です。見れば見るほど新しい発見があって、とてもおもしろかったし、楽しかったです。また、他の本には必ず文字があるのに、この本にはないのでとても見やすかったです。文字があると、文字のことが気になってしまい、絵に集中して見ることができないのですが、この本は絵だけに集中して見ることができるので、とてもいいなと思いました。また、ただ細かく描いているのではなく、建物の影の付け方など工夫されているところがたくさんあって、何度も見て、見るたびに感動させられています。私も絵を描くことが大好きなので、この本のように絵だけで感動を伝えられるようになりたいと思いました。

    カフェモカんさん

  • こだわりと、こりにこったイラストに、年寄りにはきわめて難業です。子どもたちには近頃、迷路の本が人気があるようなので、子どもは夢中になれる本だと思います。帯も説明書きもなく、見る人の手法で考えて見るようにということかもしれませんが、時間をかけてゆっくり、本の目的を解き明かしていきたいと、挑戦してみます。

    舟橋 斉さん

  • ウォーリーをさがせのような、でも、もっと立体的な絵、色も発想もすばらしい。

    ねこくーさん

  • こんなに高いクオリティの絵本に出会えて幸せです!どのページにも無数の物語が埋めこまれていて、想像が膨らんでわくわくします。2歳の息子に買いましたが、私がとりこになって何度も眺めています。息子は描かれた人、一人一人を見て楽しんでいます。これから色んな楽しみ方を見出していくのかなと思い、それもまた私の楽しみです。また、絵本本体の縫製もしっかりしていて、丈夫だと思いました。重厚感があり、この質で2500円程なのはとてもお得だと思いました。我が家の宝物になりました。

    おにぎりさん

  • 色がとても綺麗で、素敵です。エッシャーのだまし絵を思い浮かべました。全く言葉が書かれていないので、読者ひとりひとりがお話を考えればいいのですが…作者さんの描かれたストーリーが知りたいです!想像力が乏しいと言われるでしょうが。グレーの白いカーテンが揺れる、人っ子ひとりいない無機質な建物の場面が気になるのです。

    あーちゃんさん

  • エッシャーのような絵。見ているだけでも不思議で、ひき込まれてしまう絵。まん中で男の子と女の子が出会うのもステキ。どの道を行こうか、ここはこんなものがあると、隅々までじっくりと見てしまいました。値段は初め高いと思っていましたが、実際購入したら安いくらいだと思うほど。部屋に好きなページを開いて飾っても楽しいです。素敵な1冊をありがとうございました。

    AYAさん

  • junaidaさんの絵が好きで買いました。忙しい毎日の中で、このナチュラルなあたたかな絵を見ているだけで、いやされます。細かな表現は迫力があり、現実的にも、空想的にも、奥深さがあり大好きです。自分用にサイン入り装丁版を買いましたが、小1と幼稚園の我が子たちにも見せてあげたいので、もう1冊買うかもしれません。次作品も楽しみにしています。

    tomotahiさん

  • 不思議な世界感、色づかい、一目でひかれました。子どもから大人まで楽しめる内容だと思います。言葉がないことで、それぞれのストーリーを作り出すことができるので、無限に話が広がると思い、とてもおどろきましたが新鮮でした。

    ガッツ2世さん

  • 表紙を見て手に取って、もう手離せなくなりました。「この世界に入りたい」という感覚。ページをめくるごとに「この人とこの人は何の話をしてるんだろう」「この人なんでこんなとこ座ってるんだろう」「私だったらここの道通りたい!」文字がなく絵だけで、自分のストーリーを想像したり。男の子と女の子が出会う前のモノトーンの景色のページが好きです。

    Fukoさん

  • junaidaさんの絵はいつも緻密ですてきですが、『Michi』もすばらしかったです!男の子と女の子がそれぞれ道を歩き出して、2人が出会うか…出会ったあともそれぞれの道が続いていくんだな…と、想像しながら何度も読みました。

    CHIRORUさん

  • 糸井重里さんのツイッターでこの絵本の存在を知り、原画展がちょうど開催中であることを知った翌日に、夫とTOBICHI2へ行ってきました。絵本を見る前に先に原画を見て、絵本『Michi』の世界に一気に引き込まれ、一瞬にしてファンになってしまいました。夫も普段は絵本や本に興味を示さない人が、面白いねと熱心に見ていました。ふたりで一緒にページをめくりながら、主役以外の住民や街の様子についてお互い想像しながら話しをしたり、絵の中の人物を探すゲームをしたり、様々な楽しみ方のできる絵本で大人も楽しめました。こんなにも一気に引きこまれることはあまりなく、絵を見てるだけでワクワクドキドキ、子供に戻ったような気持ちでした。何度も手にとって読みかえし、読む度に新しい発見があります。主役の2人はもちろん、そこに描かれている登場人物のストーリーや過去、未来をイメージしながら読むのも、とても面白かったです。またぜひイベントなど、期待しています。お気に入りの宝物の本になりました!

    niwacoさん

  • 大好きなjunaidaさんの新作が絵本ということで、とても楽しみにしていました。本の扉をあけるワクワク感--。本当に扉の絵が描かれていて、鍵の穴まであって…。そこをひらけば、広いいろいろな世界が広がっていて、いーっぱい描かれている人々の1人ひとりのことを想像するだけで、本当に楽しいです。着物を着たコワモテのおじさん、お店の人と話す若い女の子、星をとってきたネコ、人魚たち--。junaidaさんも描くのがとてもとても楽しかっただろうな~、なんて思いました。何度も見て、そのたびにいろんな物語を読みこめる本!!そう感じました。素敵な本を出版いただき、ありがとうございました。

    ノリコさん

  • 歩いていく途中の、様々な道がわくわくしました。全体で見るときれいでふしぎなまちをこのふたりの目で見たらどう映るんだろう、と思ってあちこち眺めています。本のまちが楽しくて、お気に入りです。

    のりかさん

  • 歩いていく途中の、様々な道がわくわくしました。全体で見るときれいでふしぎなまちをこのふたりの目で見たらどう映るんだろう、と思ってあちこち眺めています。本のまちが楽しくて、お気に入りです。

    のりかさん

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