しんせつなともだち
食べものがない寒い冬のことです。お腹がすいたうさぎが、かぶをふたつ見つけました。ひとつだけ食べて、もうひとつを同じようにお腹をすかせているろばに届けますが、ろばは留守でした。うさぎはろばの家にかぶをおいていきます。家に帰ってきたろばは、かぶにびっくりします。ちょうどさつまいもを手にいれたばかりだったろばは、かぶを今度は山羊に届けます。思いやりの心をのせたかぶが、動物たちのもとをめぐる「ぐるぐる話」。
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読んであげるなら
3才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 本体900円+税 |
ページ数 | : 28ページ |
サイズ | : 20×27cm |
初版年月日 | : 1987年01月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0132-7 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(10件)
おもしろかった!
み~ちゃんさん
お子さんの年齢:4才
わかりやすい内容と、くり返される言葉で、娘もストーリーの理解ができていたようです。知っている野菜や動物の絵にも、楽しさを感じていました。
ゆっかさん
幼稚園からおすすめされて購入しました。心温まるお話でした。相手を思いやる心を教えてくれる、冬にぴったりの絵本だと思います。
辻瑞穂さん
5歳の息子のために購入しましたが下の子が入院したので、病院へ持って行き読み聞かせしました。長いお話なので、途中集中が切れるかと思いましたが、いろいろな動物が出てくるので、最後までよく物語を聞いていました。また、大きな動物の絵があるので、それも良かったようです。
ふりるさん
なつかしくなるような絵が、とても良いと感じました。ともだちを思いやる気持ちが、子ども達に伝わる作品なので、購入しました。お遊戯会にやりたいお話の候補の1つです!ストーリーの繰り返し調も、子ども達にわかりやすいと思います!
村上桃子さん
絵本が大好きな娘の3歳の誕生日に購入しました。相手の立場を想像して行動する「思いやり」を少しずつ理解してくれればと思いこの本を選びました。せっかくもらった食べ物を他者にあげるのはどうしてなのか、今の娘には全く理解できない様子で、「どうして?どうして?」と繰り返しますが、その答えが分かるまで繰り返し読んであげたいと思います。
なおさん
お子さんの年齢:3才
読んだあとにとてもあたたかい気持ちになれる本です。いつも同じ言葉がくり返し出てくるところは、孫のお気に入りです。そして画もとても素敵ですね。落ちついた色づかい中に、何かあたたかみがあります。私が一番好きなのは、“そっと”という言葉です。それこそが本当のしんせつだと思います。
ギンネコさん
お子さんの年齢:3才
自身が子供のときに気に入っていたので、息子にもよんであげたいと思って買いました。絵にかかれているやさいが、雪の中でとてもおいしそうだと思ってました。冬の寒さでこそ人のやさしさが、よりいっそうあたたかく感じます。絵も写実的ながら親しめて好きです。
まつさん
お子さんの年齢:2才
季節は冬ですが、何度読んでもほんのり心が温まるお話です。「受けるより与える方が幸福である」「自分にして欲しいことを同じように他の人にもする」ということを子供に伝えられる本です。
SHINOMOMONさん
やさしさに溢れている絵本で、心がすごく温かくなります。みんな十分な食べ物はないけれど、友達は大丈夫かなと思う思いやり。カブ1つとともに、友達を思う気持ちがたくさん溢れています。暖かい思いやりとやさしげな絵が冬の夜を暖かくしてくれること間違いなしです。
さやぽんさん
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