小西英子さんの親子で楽しむ『ケーキ』の世界 <続き>
7.生地を横2つに切る
厚みの半分のところに爪楊枝を4本刺して、スポンジを横2つ切る。
8.生地の間にクリームとフルーツを
ボウルの底に氷水を当てながらクリーム2カップとグラニュー糖40gを泡立てる。やわらかめでOK 、泡立てすぎに注意!
スポンジケーキにシロップを塗り、「クリーム→スライスした苺→クリーム」をのせる。
(クリームは半分ぐらい残しておいてください。)
9.クリームの飾りつけ
残りの飾り用クリームを少し固めに「つん」となるまでさらに泡立てる。
クリームを絞り袋に入れて「ぷにゅう つん」と絞って飾りつけをする。(絞り袋がないときは、ヘラでぬるだけでも大丈夫!)
10.フルーツをいろいろのせる
「そうっと ぽん そうっと ぽん ぽん ぽん ぽん」優しくリズミカルに、いろいろなフルーツをのせていきましょう。
ほうら、ケーキの できあがり!
みなさんのおうちではどんなケーキが出来上がりましたか? 絵本『ケーキ』では、フルーツいっぱいでまるで大きな花が咲いたようなケーキができあがりました。
ご家庭でたくさんの個性的なケーキができあがっていたらうれしいです。
おうち時間が長くなり、いつも以上に慌ただしく過ごすおうちの人が「これならやってみようかな?」と思ってくださるよう、工程も材料もより絞りこんで大急ぎでイラストも仕上げていただきました。
「卵白と卵黄もわけないけれどちゃんと膨らみますし、バターも無塩バターじゃなくても良いお味ですよ」と、小西さん。そんな小西さんの素敵なレシピ、どうぞご活用ください。
小西英子 Eiko Konishi
京都市生まれ。京都市立芸術大学卒業、同大学院(日本画)修了。絵本に『サンドイッチ サンドイッチ』『おべんとう』『カレーライス』『のりまき』(以上、幼児絵本))『まるくて おいしいよ』『スプーンちゃん』(ともに0.1.2.えほん)『みやこのいちにち』『めん たべよう!』『パパゲーノとパパゲーナ』『うりひめとあまんじゃく』(稲田和子再話「こどものとも」1991年11月号・以上福音館書店)『きょうはクリスマス』(至光社)『うばのかわ』(岩波書店)など。さし絵に『小公子』『小公女』(ともに岩波書店)など。
小西英子さんの絵本づくり